Morinosuke’s 2013. December 11th presentation in Tokyo

Morinosuke’s December 11th presentation” is on his new book 川口盛之助の メガトレンド2014-2023
Time: December 11th, 13:30–18:00
Place: Tokyo, Gakushikaikan 学士会館 東京都千代田区神田錦町3丁目28
Title: 中期経営計画立案の土台となる「メガトレンド」を読む
講師 : 川口 盛之助氏
株式会社 盛之助 代表取締役社長
グローバル、サスティナブル、イノベーション、ソーシャル、所有から利用へ、フリーミアム、ライフサイエンス、企業の国家化、進む都市化と少子高齢化など、企業の将来像を考える際に盛り込むべき世の潮流は広大かつ多岐にわたります。しかし、抑えるべきポイントはシンプルであり「価値Valueの出しどころの変遷」と「日本ならではの価値の出し方」というトレードオフ構造の理解に集約されます。言い換えると「市場視点での魅力」と「自社視点での適性」の接点を探す、というビジネスの根本でしょう。
例えば、日本人の特性の一つである「おもてなし」気質。この本質を探り、「おもてなし」気質を最大限に発揮できる事業領域を見出すことで、私たちは、グローバルでも闘える有効なアプローチ手法を手に入れることができるはずです。
本講では、これら上述したキーワード間のメタ構造を分析しつつ、今なにが起きているのかを理解し、人・社会・技術・産業などの視点で俯瞰した今後の価値の行方について考え、中期経営計画立案の土台となる「メガトレンド」を明らかにします。
プログラム

第1部:セミナー
自然科学・社会科学・人文科学の視点で俯瞰した今後の「価値」

挑戦者への恐怖
・人口爆発より顕著な「都市への集中」
・国の成長と産業別の労働人口内訳
・幾重にも押し寄せる挑戦者との闘いへの黄昏感
課題と打ち手とビジネス
・人工物と人の行動や価値観との関係
・三つの科学と経営の関係
・ビジネストレンドへの因果結節
マズロー則の社会全体の価値観バージョン
・宿命のS字型ライフサイクル
・貿易産業の国際競争力で見た成熟日本の形
・社会と個人の成長に伴う課題のシフト
第2部:ディスカッション
~ロボット工学の発展で10年後消える仕事

第3部:セミナー
ライフサイクルの視点で見た技術・産業の「価値の変化」

取り扱い商品の成熟化
・人工物の価値マッピング
・付加価値根拠のシフト構造
・学問の強さから国の形を見る
課題と打ち手とビジネス
・ロジスティックス上を流れる商材の変遷
・「こちら側」から滲み出すシステム
・オンデマンド機能でデフォルト化する価値
マズロー則の社会全体の価値観バージョン
・草食化する課題先進国日本
・技術と文化の関係性
・弱者目線の価値づくり
※プログラムは適宜内容を変更する場合があります。