2023年、産業界はこうなる。~日本企業は何で食っていくのか~

Morinosuke Kawaguchi presentation in Tokyo’s Akihabara on 3/14th 14:00–15:30
2023年、産業界はこうなる。~日本企業は何で食っていくのか~
 未来は、目を凝らせばかなりな精度で予測できるものもあります。すでに見えている未来像としての、国内の「少子高齢化」は言わずもがな、新興国の経済成長が及ぼす資源・エネルギー問題、「所有から利用へ」という大きな価値観の変化、新たなコミュニケーションスタイル等々、さまざまな“兆し”が現れています。
 今回の講演では、未来を考える上での基本的な思考プロセスの確認を行い、メガトレンドを抽出するための手法の確立をしたうえで、主要なメガトレンドをメタ解析の考え方を用いて解説します。

1.未来洞察のためのアプローチ
 ●未来を知るための大前提(都市集中、新興国の経済成長、繰り返される挑戦者への恐怖)
 ●科学的視点からの価値観分析(社会科学、自然科学、人文科学の関係性と特徴)
 ●産業・技術視点からの成熟度/ライフサイクルが及ぼす価値観の変化

2.メガトレンドを読む
 ●ついにきた先進国の本格的老衰
 ●早すぎる新興国の成長が及ぼすインパクト
 ●消費が美徳だった時代の終焉。次にくるものは・・・
 ●ポスト工業化社会に乗り遅れるな ~サービス産業の時代~

3.事業戦略を立てる上でのメタトレンド思考
 ●メガトレンドとメタトレンドの違い
 ●メガトレンドを戦略立案に活用するための思考方法
詳しくはコチラ
■講師
株式会社盛之助 代表取締役社長
『メガトレンド 2014-2023』著者
川口 盛之助(かわぐち もりのすけ) 氏
1984年、慶應義塾大工学部卒、イリノイ大学修士課程修了(化学専攻)。 技術とイノベーションの育成に関するエキスパート。付加価値となる商品サービス機能の独自性の根源を、文化的背景と体系的に紐付けたユニークな方法論を展開する。その代表的著作「オタクで女の子な国のモノづくり」は、技術と経営を結ぶ良書に与えられる「日経BizTech図書賞」を受賞し、英語、韓国語、中国語、タイ語にも翻訳される。台湾、韓国では、政府産業育成のための参考書として選ばれ、詳細なベンチマーク報告書が作成される。心をつかむレクチャーの達人としても広く知られる。TEDx TokyoにおけるToilet Talkは40万回再生という異例の反響を得ており、Yahoo Japanの動画サイトでは世界の傑作プレゼンテーション・ベスト5に選ばれる。世界的な戦略コンサルティングファームのアーサー・D・リトル・ジャパンにおいて アソシエート・ディレクターを務めたのちに株式会社盛之助を設立。国内のみならずアジア各国の政府機関からの招聘を受け、研究開発戦略や商品開発戦略などのコンサルティングを行う。